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「視力に障害のある女性(キミ)」に男性だと勘違いされたまま付き合っている女性(私)が、「キミ」を支える様をテーマにした歌です。 すべての重荷を負っている人にエールを送る歌です。
作詞:ぼを
作曲:ぼを
本の文字を辿る指先に 私が声を掛ければ君は 白く暖かな息を吹きかけ 手袋をしてくれるだろうか キミはきっと気づいてしまうね 私の小さな足音でも 待ち合わせには遅れないように 出た心算だったのにダメだね 街の灯りが眩しいのなら キミにもきっと届くだろうか 眼鏡の向こうにどんな瞳を キミは隠しているんだろうか キミと繋いだ手のひらのその 感触が恋しくて外した 手袋の外の冷たい空気 痛いくらいが丁度いいよね 私はいつも気づいた様に言う 「僕があの魔法を使えたなら」と キミは小さく笑いながらそして 何も言わずに手を握り返すね キミの稚さな乳房に圧し付けた私の 胸の方がなんだか大きいのは秘密ね 不意に唇から漏れた言葉の欠片に その頬を伝うのは雪の一片なのかな 少し降り始めた粉雪が キミの足取を奪いそうで 踏み締める霜柱の音がね キミをまた笑顔にさせるよね 3本目の白い足のこの紅く引かれたラインは 「まるで私サンタクロースみたいね」と キミはクスクスと笑ったよね もしあの魔法が使えたなら 掛かるのはキミ それとも私 エレベーターの凸凹を辿る キミの指先が愛しいの もしあのヴァージニアがサンタを 信じ続けたのであるのなら 私の嘘をどうぞ見逃して 一度だけね勇気を下さい 私は少しだけ震える声で呟く 「キミがあの魔法を使えたらよかったのに」 そしてキミは寂しく嗤いながら囁く 「この夢から醒めてしまう魔法ならいらない」
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