歌詞

作詞：ニグジア

作曲：ニグジア

いったい僕の生業はなんだ？ 落書き　鼻歌　言葉遊び 光の群れに願ってはみても何も変わらない 肝心要の一発航海 天気予報はあてにならず 少しの余裕もない程に僕は沈むだろう 差し出された手のぬくもりを拒み続けてきた様 くだらないプライドのような癌を患った いつでもそこに有るようで どこにも存在しないみたい カテゴリーに属していない あやふやな渦の中に在り続ける きっとそれを見つけるのだろう おそらくそうやって生きていく 遠ざかる日々の中で 揺らぐことなき自分を見つけ出そう 乾いた空の質量も 降り注ぐ朝の雨の匂いも どこか現実味がなく それは由々しき事態 ところで君の生業は何だい？ 絵描き　歌うたい　語りべ人 どれ一つをとってみても眩しいみたいだ 差し出された手の温もりに郷愁を感じる様 その一つずつを大事にバックに詰めることにしよう いつでもそこにあるんだと だいぶ時間は掛かったけど カテゴリーなんて無用だと 紡いだ時間が教えてくれる 悲しい思いをすることも 寂しい気持ちになることも 遠ざかる時間を経て 僕自身の血肉となれ 時計の針の進行で 輪郭を帯びることもあるだろう 隣り合わせ在り続ける 瞼の奥の瞳で探し出そう いつでも隣にいるのかい いつだって傍にいるんだよ 結ぶ魂　繋ぐ手と手 紡いだ時間が教えてくれた そいつの手を離さぬように 進む目印になるように 遠き日も迷わぬため 旋律を帯びた旗を立てるんだ