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作詞:野口泰男
作曲:野口泰男
分かってる まだ旅の途上で 壊れたもの 壊したものの上に 道ができる 振り向くと がれきの街は 彼方にかすかなきらめき 傾きかけた太陽はまだ 行く手を照らしてる 風を虹を 流れる雲を つかむようにここまで来た ひざをかがめて 祈りひとつささげたら 光の行方を追って ただ強い思いで 光のむこうを見たくて 荒地に足を踏み出す 両頬のすり傷は 乾いた風にさらすだけ 吹きつける嵐にあおられて 真実と信じたものがいつか こぼれ落ちる 掌に今も残る 輝きのかけら達を 壊れないよう崩れないよう やわらかく抱きしめる 遠い地平に 陽が落ちるまで わずかなぬくもり消える前に 空を仰いで 息を深く吐き出したら 光の行方を追って ただ強い心で 光のむこうを見たくて 荒地に道を刻み込む 誰かが手離した 古い夢の破片が舞ってる 光の行方を追って ただ強い思いで 光のむこうを見たくて 荒地に足を踏み出す 両頬のすり傷は 乾いた風にさらすだけ
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