Circus Park（サーカスパーク）は、2025年1月中旬に結成された日本のシンセポップ／ニューウェーブデュオです。アナログシンセや緻密なプログラミングを取り入れ、1980年代の美学を意図的に再現したサウンドが特徴で、どこか懐かしさを感じさせる感情的な楽曲を展開しています。 メンバーは、ボーカルと作詞を担当するIssei（イッセイ）、そしてシンセサイザーとプログラミング、音楽制作全般を担う**Cris（クリス）**の2人。Isseiはすべて日本語で歌詞を書き、Crisはバンド全体の音の世界観を構築しています。 Crisは以前、2010年に活動していたエレクトロポップデュオ**Panorámico（パノラミコ）のキーボーディストであり、2010年5月26日にアルバム『Colors』をリリース後、間もなく解散。その後、2011年から2014年にかけてSleekey（スリーキー）**というソロ名義で活動し、2012年7月28日にCDおよびデジタルでアルバム『Fake Diamonds』、2014年5月11日にはデジタル限定EP『Natural』をリリースしました。 さらに、ギタリスト兼DJの**Merry（メリー）と共にCable&Cable（ケーブル＆ケーブル）**というシンセポッププロジェクトにも参加し、CDとデジタル形式でアルバム『Sailway』を発表。しかし現在、Crisは再びボーカルとして活動する予定はなく、Cable&Cableは事実上終了しています。 2024年末、新たにシンセポップデュオを始めようと決めたCrisは、メンバー募集の投稿をきっかけにIsseiと出会い、Circus Parkが誕生しました。 バンドの初期楽曲は、過去にCrisがPanorámico、Sleekey、Cable&Cableで制作した楽曲のリアレンジ版に加え、未発表のデモ音源をベースに、Isseiによる新たな日本語詞を加えたものとなっています。過去と現在が交差する音世界は、どこか映画的で情緒的な空気を纏っています。 「万人に好かれるためじゃない。忘れかけていた感情を、もう一度思い出させたいんだ。」 現在、Circus Parkは名古屋のライブハウスやフェスへの出演を中心に精力的に活動中。初のフルアルバムの制作も同時に進行しています。