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音楽・イラストレーション・文学・映像など、様々な角度からアートを展開するクリエイター・坂本雪郎が描く、なくてもいいが故に眩しく輝く一曲。切なくも力強い、立体感のあるトラックを手掛けたのは、LOW HIGH WHO?に所属し、MC・プロデューサーとして活躍し続けるzama。 「大切なものは、全て繋ぎ合わせられたかな」 映像協力:Wondergirl
作詞：坂本雪郎
作曲：zama
産まれたての寝癖が踊り出します まつ毛とはぐれた涙の行方は？ 作り物の花は息をし始め 枯れることを覚えてしまったのです 傷は治ったのにどうしてでしょう あの時貰った絆創膏を未だに僕は剥がせずにいます ここに残る限りは宝物ですが 遠くに逃げるならば荷物になります 捨てるよりも簡単に忘れる術を いくら探しても見つかりません 君を映し出した時に初めて僕の目の玉が空に変わった 曇天模様の球体の中 その雲がたまに割れるのが分かる そうだ ここは居場所じゃない 弱さが作る自分らしさ 抱きしめて生きてゆくの 僕らはきっと変われないから 間違い続けるしかない 希少価値を失った私の人生じゃ ハッピーエンドは買えやしない アルバムの中に置き去りにされた本当の私は笑顔でした あなたの言葉を沢山借りた 忘れた頃にそれを返した 寂しさだけじゃ一緒にはなれない 幸か不幸か私は目がいい 嘘も誠も等しく映るの 伸びていく背に取り残されて 変わりたい と嘆いていた私は 本当はただ昔の自分に戻りたかっただけだったんだ 私の命と一緒に消えてくものばかりが増えていく そうだ ここは居場所じゃない 弱さが作る自分らしさ 抱きしめて生きてゆくの 僕らはきっと変われないから 間違い続けるしかない
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