シューゲイズ/パンク/エモがそれぞれのスタイルとパッションを魅せる熱いステージ。
5月ゴールデンウィークの目前、水曜日の夜に開催されたブッキングイベント。3組ともジャンル感はそれぞれ違えどもパンキッシュでハートが燃える熱量を秘めた楽曲とパフォーマンス。各バンドが音を出すごとに、どんどんとフロアの昂揚感が高まっていき共演のバンド同士もコミュニケーションが生まれ新しい繋がりが生まれた夜でした。
1st Band / In Morfine Sugar
スウィートなギターポップをキャッチーにそしてノイジーに炸裂させるシューゲイズロックバンド。SUPER CARの1st アルバム『スリーアウトチェンジ』を彷彿とさせる甘酸っぱくて胸が少しズキッとするグッドメロディーとギターボーカルdemechanの甘い歌声も相乗効果で、誰もが通過するモヤモヤもワクワクも日々目まぐるしく交錯した青春時代の感情がフラッシュバックするライブでした。
setlist
- 01. Be the guy
- 02. Ophelia
- 03. 星の砂
- 04.Windy
- 05.Star Child
- 06.Automatically

2nd Band / ORANGE POOLSIDE
ポップパンクやイージーコアを基軸に、日本ならbachoやAND PROTECTORの後継ともいえるゴリゴリの爆音でハンズアップとシングアロングを誘発する情熱の日本語リリックが眩しい神奈川県厚木発4ピースバンド。新曲中心かつ初めて彼らの曲を聴いたお客さんも巻き込み一緒に歌を叫ぶ瞬間をメイクしたひたむきさが感動のステージングでした。
setlist
- 01. 体温
- 02. 厚木(新曲)
- 03. 輻射熱(新曲)
- 04. twilight(新曲)
- 05. 通り雨

3rd band / yugure
90年代のUSエモバンドのような生々しい演奏に、これでもかと応酬するツインリードギターの掛け合いがとてもメロディアス。エモリバイバルのようなきらめくアルペジオというよりもメロディックパンクのような粘りあるフレーズをクリーンギターで響かせるスタイルにとても個性が光るバンド。爽やかな8ビートナンバーが徐々に熱を帯び血沸き肉躍る。バンドとライブへかけるパッションを全身で表現するピュアな輝きを放っていました。
setlist
- 01. rain
- 02. 風
- 03. 青空
- 04. 新曲
- 05. I'll Never Forget You
- 06. leave

文:佐藤(新宿NINE SPICES副店長 / 9spices distro)
撮影:佐藤(新宿NINE SPICES副店長 / 9spices distro)