【西永福JAM】おすすめイベント『the pullovers 1st full album release tour FINAL ぼくらだけしってる』

2019年に活動を開始した「日常に寄り添う、日記のような音楽」をテーマに東京を拠点に活動しているthe pulloversが、2024年12月に活動6年目にして全曲未公開音源の14曲入りの1stフルアルバム『きみだけがしってる』をリリースし、そのアルバムを引っ提げたキャリア初のリリースツアーを1月18日の下北沢シェルターワンマン公演より開始した。

西は大阪、北は仙台と全８公演のツアーを今月31日のツアーファイナルにて走り切る。

当日は会場内に過去にリリースしてきたZINEの一節や写真の展示やメンバー本人たちによるゲストバーの実施に加え、懐かしい楽曲をセットリストに集めた前半と今回のフルアルバムの曲順再現ライブを行う後半の2部制となっており、このツアーを共に走り切った二人のドラマーとともにこのツアーを締めくくる。

the pullovers

2019年7月に始動。東京を中心に活動中。

シンガーソングライターとして活動していたCettia（セティア・Vo.）と、複数のバンドを掛け持つ佐々木理久（リク・Gt.）の2人で結成。音楽ストリーミングサービスでの楽曲再生回数が同規模のアーティストと比べ頭ひとつ飛び抜ける勢いで加速しており、Apple Musicでは300万回再生、Spotifyの月間リスナーは常に１万人以上をキープしている。

バズりに頼らない、楽曲の良さのみで数字を現在も伸ばし続けている。

始動早々2019年12月にはジャパン・ミュージック・システム（JMS）とHOT STAFF（イベンター）の共同レーベルRuby Tuesdayのオムニバスアルバムに楽曲が選抜。

スタジオペンタ主催の「GOOD MUSIC支援計画！」では、最終5バンドに選ばれ優勝、加えてCLUB251賞もダブル受賞するという異例の経歴を持つ。

2022年7月にはテレビ東京系列にて放送された栗山千明氏主演「晩酌の流儀」のEDテーマとして「なんでもないルーティーン」が抜擢され、初地上波デビューを果たす。

2024年2月にはキャリア初のワンマンライブを開催し150人のチケットが即完。同年12月にリリースされた1stフルアルバム『きみだけがしっている』を引っ提げ、2025年1月18日(土)の下北沢SHELTERでのワンマンを皮切りに全国計８箇所のツアーをまわる。

文：佐々木理久（西永福JAM）